Natural Drift-III

ソルトとフライの好きなオッサン

チョットだけよ♪ 5

天気、海況と相談の上、

もうブイに付いたカンパチもラストチャンスだろ?…ということで、

船の多い週末を避け仕事もそこそこ(笑)午後便決行。

 

シビアーな日中はブイのスレスレを狙うので、

例によってジグがチェーンの餌食となり3本殉職。

ワンワンがバラしたのみに。

 

もうこれ以上、殉職者を出したくないのでポイント移動。

ONSブイの周辺に何かしらの反応。

暫くして何か来た。

青か? 真鯛か?

それもラインに傷かコスレがあったのか、

突っ込まれたら簡単にテンションが抜けた。(T_T)

後が続かないので真鯛だったのか?

 

そして忘れた頃また来た。

今度は青いヤツやろ…?

上がって来たのはやっぱりワラサ。

 

そしてまた暫く沈黙。

居る筈やけどなぁ…

 

着底、ひとシャクリ、あれ?根掛り…??

いや違う、魚!

 

最初は簡単に上がってくる様子だったが、

途中で釣られたことに気付いたのか引きが急変。

メチャクチャ重い。

青物だとしたら間違いなく鰤?

もしワラサの変な掛かり方だったら恥ずかしい。(笑)

でもチョット引きが鰤とは違うか?

底から離すのを嫌がる感じだ。

もちろん鮫とも違う。

巻いては出され、巻いては出され、一向にリーダーが見えない。

騙し騙しプレッシャーを掛け続けポンピングを繰り返す。

グラファイトボディーのリールはクネクネとタコ踊りを始める。(笑)

だがその甲斐も虚しく、PE1号は限界に達し弾け飛んだ。(T_T)

ここは巨大な石鯛やクエも居る場所とか。

もしかしたらクエだったのか。

何が起こるか分からないのも海。

舐め過ぎたライトタックルにも限度か。

 

夕刻になったので再びブイへ。

先客が居たが、遠巻きに投げて様子を見る。

夕方になればポツリポツリと遊べるようだ。

しかしワンワンが2匹、私が1匹上げたところで

我々と、他船も遠巻きに狙っているというのに、

伝馬船に乗った、自分だけ良けりゃイイと言わんばかりの輩が来て、

船をブイにロープで固定して釣るという、違反行為を平気でするアホ。

すると今まであったアタリが一気に無くなった。

こりゃダメだ…

先客のアングラーにも、「ああいうバカが来たらダメだよ」と声をかけ帰路に就いた。

 

あの”とてつもないヤツ”の姿を見られなかったのは悔しいが、

ワンワンも今日はバラシ多数。

でもまあ平日なら遊べたか?と。