Natural Drift-III

ソルトとフライの好きなオッサン

駆け込み乗車…

凪の祭日。

嫌な予感。

ほぼ的中。

 

風車の前は大船団。

トリヤマにナブラ。

何とか間に合ったか?

…と思いきや、

ナブラのど真ん中を我が物顔で疾走するバカ船。

 

沸いていた海面は静けさを取り戻し、波だけがそこに残る。

騒いでいた鳥たちも追われるように姿を眩まし、

呆気なく儚い夢の幕切れとなる。

 

海中に沈んだ群れを信じてキャスト&ジャークを繰り返す。

2、3回シャクッた時にドスンとテンションを感じた。

「よし食った!!」

信頼性に乏しい、半信半疑で試したFGノットが心配だったが、(笑)

強引なやり取りでも何とか抜けることなくネットイン。

 

だが後にも先にもアタリはその1回限りで、

何処へ行こうがカスリも無し。

ワンワン共々、1匹ずつ奇跡的なチャンスをモノに出来ただけで、

後は全くのノーバイト、ノーフィッシュに終わる。

辛うじて乗り遅れず”駆け込み乗車”となった。